早いもので今年も残すところ、あと僅かとなりました。
今年は、2020年東京五輪の誘致決定や、富士山の世界遺産の認定、
また日本経済の緩やかな回復等、社会的に喜ばしい出来事も多くあり
ましたが、皆さんにとって、2013年はどのような1年だったでしょうか?
個人的には、
共著者として携わらせて頂いた「IT投資マネジメントの変革」が出版され、
「IT資産価値研究会」を有志で立ちあげたり、
(ここでは書けませんが)仕事上でとても貴重な経験をしたり・・・と、
IT投資マネジメント活動の一つの節目となる一年だったように感じています。
実はこのブログにおいても、4月から投稿者の体制を強化し、
投稿テーマも狭義のIT投資管理から、
プロジェクトマネジメント、プログラムマネジメント、IT資産管理等も含めた
広義のIT投資マネジメントへと試行錯誤してきました。
今回はその取組みの振返りも兼ねて、簡単にご紹介したいと思います。
振返りには、毎年恒例の?Google Analyticsの統計データに加えて、
今年から始めたSlideShareのデータも一部使ってみました。
まず、初めにGoogle Analyticsで全体傾向を見ると・・・
投稿数が変わらない中で、訪問者、ユーザー数、ページビュー共に増加
しているので、取組みにより一定の効果が得られていると思います。
- 訪問者は約2割増加(3,813人→4,586人)
- ユーザー数は約3割増加(2,769人→3,570人)
- ページビューは約15%増(6,433PV→7,402PV)
次に、参照元(ソースメディア)を見てみると・・・
このサイトへのアクセスの多くは、「検索エンジン経由」であることが分かります。
- Googleからの検索結果が一番多い(約65%)
- Yahoo、Bingを合わせると、参照元の約8割超が検索エンジン
検索キーワードについては・・・
昨年とキーワード、傾向自体に大きな変化はありませんが、キーワード次第で
滞在率にかなり差が出ていることが分かります。
- 「IT投資マネジメント」、「ガイドライン」、「アプリケーション・ポートフォリオ」、
「IT投資管理」が主なキーワード - 「ポートフォリオ」の関連ワードが上位10件の4件を占める
- 「IT投資マネジメント」で検索した人の滞在率は4分を超える
閲覧ページについては・・・
昨年と基本的なパターンは変わらず、実践的なコンテンツへのアクセスが多いこと、
また、プログラムマネジメント、IT資産価値等の新しいテーマに対しても相当数の
アクセスがあることも分かります。
また、作成時期(コンテンツの目新しさ)はあまり関係ないことが分かります。
- 上位は、「経産省(JUAS)のIT投資価値評価ガイドライン」、「ITポートフォリオの実践に必要な3つのポイント」、「アプリケーション・ポートフォリオとは?」の3つ
- 上位10件の作成年度は、2013年が2件(2012年:1件、2011年:1件、2010年:6件)
- 2013年に絞ると、「ITポートフォリオの実践に必要な3つのポイント」、「ユーザー満足度の調査分析方法」、「プログラムマネジメントの重要性」へのアクセスが多い
続けて、SlideShareへのアクセスを見てみると・・・
こちらもより実践的、実務的なコンテンツの方が、アクセス数が多いことが分かります。
- 「ITポートフォリオの公開モデルのご紹介と応用例」、「ソフトウェア資産管理と
IT投資マネジメントの関係性」、「IT投資のオペレーション・マネジメントの価値」
へのアクセスは表示回数が1000回を超えています。
ユーザー分析も使っていないので、概要の傾向しか把握できませんが、傾向と
いう意味ではGoogleAnalyticsの統計と類似していると言えそうです。
振り返ってみると・・・
年間の訪問者数が昨年に比べて増加していること、
プログラムマネジメント、IT資産価値等の新たなテーマへのアクセスが相当数あること、
GoogleだけでなくSlideShareでも同様の傾向が見えること
から、継続的な取組みだけでなく、新たな取組みについても一定の成果が得られて
いると思います。
詳しく見れば、、、
直帰率が依然高い状態であったり、滞在時間の短いコンテンツが多いことから、
コンテンツの質の向上は課題と言えますが、
実務者向けのコンテンツへのアクセスが多いことは(実務者の一人として)とても
嬉しく思っています。
改めて、多くの参考情報を提供してくださった諸先輩や、このブログを見てくれた方々、
フィードバックをくださった読者の皆様に深く感謝します。
来年もIT投資マネジメントに関連する分野の皆様にとって、有益な情報を発信できる
よう取り組んでいきたいと思います。
また、このブログの運営から得られた情報を活かして、見える形の仕組みについても
仕事の一環として検討したいと考えています。
それでは、最後まで読んでくれた皆様・・・
よいお年を。
来年もどうぞ宜しくお願いします。
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