中嶋です。
もう4月も終わりですね。花粉症も和らいできて、すごしやすい季節になってきました。
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今回は機会あって、ISACA月例会セミナー「ITプロジェクトの信頼構築に向けたプロジェクトリスクマネジメント」に出席しましたので、そちらについて触れたいと思います。
タイトルだけ見ると「プロジェクトマネジメント」についての話に見えましたが、
実際には「ポートフォリオマネジメント」「プログラムマネジメント」の視点で説明されていました。
方法論というよりも人間的な視点で話をされていたのが興味深かったです。
以下は自身が感じた視点で書いているため、実際の内容とは異なるところもあるかもしれませんが、ご了承下さい。
プロジェクトにおける問題
1. プログラムとして最適な判断が難しい
プロジェクト参加メンバーは自身が参画しているプロジェクト以外に興味が無い。
そのため所々の判断も自身のプロジェクトにとって最も良い選択肢を選びがち。
プロジェクトだけで見れば最適な判断だったとしても、プログラムとして正しいとは限らず、
かつその判断が誤っていたことが後になってから気づく。(手戻りが発生する)
2. ITベンダーは意外とユーザー視点で物事を考えていない(ことが多い)
これは意外でしたが、振り返ってみるとそうだったなあと感じた内容。
特に後半フェーズになればなるほど顕著だそうです。
それは「運用でカバーしていただいて…」なんて言葉を良く聞きますね。
しぶしぶ了承したものの、実際にやってみるとかなりのコスト増となり、
運用・保守フェーズで再度改善対応を行うといったこともよくある話です。
発表者の方もおっしゃっていましたが、そうなってしまうのも当たり前の話で、
ITベンダーとユーザーの利害関係が一致することは無いから起きてしまうそうです。
お互い自分たちが良ければそれで良いとなってしまいがち、特に後半フェーズになると、
疲弊しきっていることが多いため、余計に利害関係が一致しなくなってしまうそうです。
3. 本当に検討すべき重要な課題が挙がってこない
実際にアンケートを取って分かった話だそうですが、
プロジェクトメンバーは課題を共有するメリットを感じられないんだそうです。
理由として一番大きいのは、
「課題を挙げても結局は自分で解決するしかない」
ことが多いことだそうです。
課題を挙げるにも資料を作ったり、関係各所に説明したりとかなりのコストがかかります。
にも関わらず、自己解決するしかないのであれば確かに作る時間が無駄ですね。
上記問題を解決するため、第三者機関としてPMOが設置されることが多いのですが、
上記を払拭出来るPMOもまだまだ少ないのが現状。
それもそのはずで、マネジメントスキルは座学で学べるような簡単なモノではなく、
実際に経験しないと身に付かないスキルのため、昔より短納期かつ複雑に絡み合ったプロジェクトを経験したPMOがそもそも少ないためです。
PMPホルダー=より高度なプロジェクトを捌けるという指標でも無いので、誰にお願いすればよいかも分かりませんよね。当たり外れが大きいということです。
とはいうもののPMOが不要ということにはならないと思うので、
個人的にはプロジェクトでPMOに育ってもらう(PMOを育てる)という考えを持って、
プロジェクトを運営していくのが良いと個人的には思います。
私も以前のプロジェクトでお客様に育ててもらい、色んな経験を積ませていただきました。
お金をいただきながら勉強させてもらうというのは申し訳ない気分にもなりましたが、
その分結果を出さねばという想いも強くなり、結果的にお互いにとって良い関係を築け、
かつプロジェクトも成功出来たように思います。(あくまで個人の中での成功ですが)
そういった意味では参画してもらうPMOに必要なスキルは、
「成長意欲がある義理人情に厚い人」が良いのでは?と思った今日この頃でした。
もちろん「マネジメントスキル」「テクニカルスキル」も必要ですけどね。
IT投資マネジメントに携わるコンサルタントの独り言。備忘録かも? 実務者向けのIT投資管理&PPM分野の情報&メモなど。。。 2010年8月開設、2012年複数のコンサルタントで運営中。
2014年4月29日火曜日
2014年3月31日月曜日
データ分析と人材
藤原です。
最近、担当業務の関係上「データの利活用」について考える機会が増えていることもあり、今回は、IT投資管理とデータ分析、それを担う人材について感じたことを少し述べたいと思います。
「ビッグデータ」「データサイエンティスト」というキーワードもバズワード感が否めませんが、企業においては、依然としてビッグデータ活用への関心は高く、先日参加した日本データマネジメントコンソーシアム主催の「データマネジメント2014」の盛況ぶりからも、その様子が伺えました。
ではデータを活用する上で、企業が感じている課題認識はどういうものでしょうか。
少し前のものなりますが、野村総合研究所から発表されたアンケート結果では、ビッグデータの活用に対する課題・問題として、以下が項目が上位に挙げられています。
スキル・人材について、「データサイエンティスト」という職種に対する注目度や認知度もあり、データ分析スキルを備えた人材は着実に増えていると感じています。
数日前に経営科学系研究部会連合協議会が主催する「データ解析コンペティション成果報告会」を拝聴してきました。
このコンペは、大学生や一般から応募された各チームが、題材として提供されたデータを基に、様々なテーマにそってデータ解析を行い、その分析手法の学術的新規性や、ビジネスへの適用性等の視点から競うものです。
その成果報告会では、多くの大学生が様々な分析アルゴリズムを構築し、データ分析を実施した結果をプレゼンしており、その内容のレベルの高さや取組みへの熱意が感じられ、将来のデータ分析を担う人材の出現を大いに期待できるものでした。
今回、データサイエンティスト予備軍ともいうべき、多くの大学生の方々のデータ分析への取組みに触れ、とても良い刺激を受けました。
そんな若きデータ分析の人材が、今後実務を担っていくにあたって留意していくべきことは、 データ利活用・データ分析はあくまで”手段”であって”目的”ではないため、データ分析結果がどのようにビジネス課題の解決に寄与するかが重要であり、常に意識すべき点となります。
そのため、「データ分析や統計スキル」だけでなく、「ビジネスや業務のスキル」や『ITのスキル」といった総合的な能力が求められます。
しかしながら、これら全てを網羅的に、かつ高いレベルで備えることは難しいので、実際には各々の分野に強みを持つ人材がうまく連携することが必要だと考えます。
データ分析の実務者として有名な大阪ガスの河本さんが所長を勤めるビジネスアナリシスセンターもデータ分析の専門家だけで組織されているわけではなく、様々な分野のスペシャリストによって構成されているとのことでした。
企業としては、データ分析スキルや人材確保を単体の課題認識として捉えるのではなく、ビジネス課題を解決するために、データ活用を支える総合的な組織づくりや企業文化を醸成することが必要ですし、
データ分析を担う人材は、自身の専門性をビジネスに活かすことを常に考えてアンテナを張り、ビジネス課題に対する成果を求めていく姿勢が重要であるように感じます。
データの利活用は、IT投資管理においても非常に重要な要素であると私は考えています。
戦略的なIT投資を実施していくにあたり、データに裏付けられた事実とそこから導かれる将来予測や最適化などの分析結果が、投資判断における様々な意思決定の支援となります。
(そこには、IT投資管理に必要となるデータが、手入力によって得られるものを含むことに起因する「精度」や「信頼性」という課題はあるかもしれませんが)
今回、私が刺激を受けた若きデータ分析エンジニアの方々が、今後、IT投資管理の分野においてもその価値を発揮していくことを期待します。
最近、担当業務の関係上「データの利活用」について考える機会が増えていることもあり、今回は、IT投資管理とデータ分析、それを担う人材について感じたことを少し述べたいと思います。
「ビッグデータ」「データサイエンティスト」というキーワードもバズワード感が否めませんが、企業においては、依然としてビッグデータ活用への関心は高く、先日参加した日本データマネジメントコンソーシアム主催の「データマネジメント2014」の盛況ぶりからも、その様子が伺えました。
ではデータを活用する上で、企業が感じている課題認識はどういうものでしょうか。
少し前のものなりますが、野村総合研究所から発表されたアンケート結果では、ビッグデータの活用に対する課題・問題として、以下が項目が上位に挙げられています。
- 活用目的の明確化
- 投資対効果
- スキルや人材
スキル・人材について、「データサイエンティスト」という職種に対する注目度や認知度もあり、データ分析スキルを備えた人材は着実に増えていると感じています。
数日前に経営科学系研究部会連合協議会が主催する「データ解析コンペティション成果報告会」を拝聴してきました。
このコンペは、大学生や一般から応募された各チームが、題材として提供されたデータを基に、様々なテーマにそってデータ解析を行い、その分析手法の学術的新規性や、ビジネスへの適用性等の視点から競うものです。
その成果報告会では、多くの大学生が様々な分析アルゴリズムを構築し、データ分析を実施した結果をプレゼンしており、その内容のレベルの高さや取組みへの熱意が感じられ、将来のデータ分析を担う人材の出現を大いに期待できるものでした。
今回、データサイエンティスト予備軍ともいうべき、多くの大学生の方々のデータ分析への取組みに触れ、とても良い刺激を受けました。
そんな若きデータ分析の人材が、今後実務を担っていくにあたって留意していくべきことは、 データ利活用・データ分析はあくまで”手段”であって”目的”ではないため、データ分析結果がどのようにビジネス課題の解決に寄与するかが重要であり、常に意識すべき点となります。
そのため、「データ分析や統計スキル」だけでなく、「ビジネスや業務のスキル」や『ITのスキル」といった総合的な能力が求められます。
しかしながら、これら全てを網羅的に、かつ高いレベルで備えることは難しいので、実際には各々の分野に強みを持つ人材がうまく連携することが必要だと考えます。
データ分析の実務者として有名な大阪ガスの河本さんが所長を勤めるビジネスアナリシスセンターもデータ分析の専門家だけで組織されているわけではなく、様々な分野のスペシャリストによって構成されているとのことでした。
企業としては、データ分析スキルや人材確保を単体の課題認識として捉えるのではなく、ビジネス課題を解決するために、データ活用を支える総合的な組織づくりや企業文化を醸成することが必要ですし、
データ分析を担う人材は、自身の専門性をビジネスに活かすことを常に考えてアンテナを張り、ビジネス課題に対する成果を求めていく姿勢が重要であるように感じます。
データの利活用は、IT投資管理においても非常に重要な要素であると私は考えています。
戦略的なIT投資を実施していくにあたり、データに裏付けられた事実とそこから導かれる将来予測や最適化などの分析結果が、投資判断における様々な意思決定の支援となります。
(そこには、IT投資管理に必要となるデータが、手入力によって得られるものを含むことに起因する「精度」や「信頼性」という課題はあるかもしれませんが)
今回、私が刺激を受けた若きデータ分析エンジニアの方々が、今後、IT投資管理の分野においてもその価値を発揮していくことを期待します。
2014年2月28日金曜日
PMIの2014年パルス・オブ・ザ・プロフェッションを読んで
中嶋です。
2014年2月も今日で終わり、いよいよ花粉シーズン到来ですね。
花粉症対策はバッチリですか?
--------------------------------------------------
さて、今回は「PMIの2014年パルス・オブ・ザ・プロフェッション」を読んで、
自分なりの考察をまとめたいと思います。(記事はこちら)
要約すると、
「プロジェクトやプログラムに投資している額に対して、10%近く損失が出ている」
「業績の良し悪しでプロジェクトの成功率が50%近くも変わる」
とのことで、まだまだプロジェクトに対する改善の余地ありとなります。
プロジェクト改善に向けて日々頑張っている自分としては、非常に耳の痛い話です。
これだけだと残念なお話でおしまいとなってしまうのですが、
成功率を上げるために注力するポイントについても記載してくれています。
改善ポイント1:人材
変化に対応できる社風を作り出すこと
プロジェクトマネージャー向け能力開発プログラムとキャリアパスを提供すること
改善ポイント2:プロセス
改善ポイント1の取り組みを推進する支援者、プロセスを確立すること
改善ポイント3:成果
プロジェクトの評価基準を確立し、振り返りの文化を定着させること
要するに、
「プロジェクトマネージャーを育てる環境を作りましょう」
ということでしょうか?
確かにマネジメントが定着していないプロジェクトは失敗する傾向にあるので、
改善ポイントとしてマネージャーにフォーカスが当たるのも分かります。
しかし、現場でプロジェクトの支援を経験してきた自分からすると、
マネージャーになる前から「マネジメント」を学ばせておくことが重要と感じています。
マネジメント力は、後天的に得ることが出来る能力ではありますが、
センスの有る・無し、向き・不向きによって成長までの時間も個人差があります。
また、組織の全員がマネージャーになる必要はありませんので、
将来のマネージャー候補を見つけるという意味でも、
早くからマネジメントを学ばせる・経験させることは大切です。
そういった意味では、マネージャーではなく、
「"新人や入社前から"マネジメントについて学ばせる、擬似的に経験させる」
といった環境作りが大切なのかもしれませんね。
2014年2月も今日で終わり、いよいよ花粉シーズン到来ですね。
花粉症対策はバッチリですか?
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さて、今回は「PMIの2014年パルス・オブ・ザ・プロフェッション」を読んで、
自分なりの考察をまとめたいと思います。(記事はこちら)
要約すると、
「プロジェクトやプログラムに投資している額に対して、10%近く損失が出ている」
「業績の良し悪しでプロジェクトの成功率が50%近くも変わる」
とのことで、まだまだプロジェクトに対する改善の余地ありとなります。
プロジェクト改善に向けて日々頑張っている自分としては、非常に耳の痛い話です。
これだけだと残念なお話でおしまいとなってしまうのですが、
成功率を上げるために注力するポイントについても記載してくれています。
改善ポイント1:人材
変化に対応できる社風を作り出すこと
プロジェクトマネージャー向け能力開発プログラムとキャリアパスを提供すること
改善ポイント2:プロセス
改善ポイント1の取り組みを推進する支援者、プロセスを確立すること
改善ポイント3:成果
プロジェクトの評価基準を確立し、振り返りの文化を定着させること
要するに、
「プロジェクトマネージャーを育てる環境を作りましょう」
ということでしょうか?
確かにマネジメントが定着していないプロジェクトは失敗する傾向にあるので、
改善ポイントとしてマネージャーにフォーカスが当たるのも分かります。
しかし、現場でプロジェクトの支援を経験してきた自分からすると、
マネージャーになる前から「マネジメント」を学ばせておくことが重要と感じています。
マネジメント力は、後天的に得ることが出来る能力ではありますが、
センスの有る・無し、向き・不向きによって成長までの時間も個人差があります。
また、組織の全員がマネージャーになる必要はありませんので、
将来のマネージャー候補を見つけるという意味でも、
早くからマネジメントを学ばせる・経験させることは大切です。
そういった意味では、マネージャーではなく、
「"新人や入社前から"マネジメントについて学ばせる、擬似的に経験させる」
といった環境作りが大切なのかもしれませんね。
2014年1月31日金曜日
IT投資動向調査(2014)から感じた期待
藤原です。
2014年最初の投稿となります。
本年も、IT投資やITマネジメント全般に関する様々な情報について
発信していきたいと思っております。どうぞ宜しくお願い致します。
ーーーーーーー
昨年12月に株式会社アイ・ティ・アールから「国内IT投資動向調査報告書2014」が
発表されました。
国内企業955社からの回答から、企業のIT予算や投資戦略に関する2013年度の状況、
そして、2014年度に向けた予測内容についてまとめられています。
※発表されたプレスリリース(サマリ紹介)はこちら
また、一般社団法人日本情報システム・ユーザー協会(JUAS)からも今年1月に
「企業IT動向調査2014」が発表されました。
こちらも国内企業1016社(有効回答)からの調査結果に基づき、企業のIT投資動向
について、2013年の実態と2014年の予測がレポートされています。
今回発表されたのは速報値となっており、今後、詳細なデータ分析結果をまとめた
報告書が発行される予定となっています。
※発表されたプレスリリース(サマリ紹介)はこちら
詳細な内容については、それぞれ提供されている情報を参照していただきたいと
思いますが、発表されている内容をザックリとまとめると、以下となります。
2013年の実績に関しても、2012年度時点での予測値から大きく上回っており、
こうした上昇傾向は、2014年度も継続することが予想されています。
ここで着目したいのが、重点的に取り組まれるIT投資分野の実態です。
企業活動を支える基幹業務のIT基盤の整備、強化こそ重要であることは疑う余地は
ありませんが、戦略的なIT投資として「新しい技術や研究開発」に向けた投資動向、
とりわけ「オープンテクノロジーの活用」に関する企業の投資意欲や取組み実態は
どうなのでしょうか?
先日、JUAS主催のセミナー「JUAS Future Aspect 2014」にて、
「オープンテクノロジーが切り拓く未来」と題して、弊社も講演をさせて
いただきました。
近年、テクノロジーのオープン化は、一般的に知られているオープンソースである
「Linux」「Apache」「Hadoop」等といったミドルウェア群だけでなく、
ハードウェア制御(自動車、人工衛星、ロボット)や高度な分析・処理技術(画像
解析・センサー技術、機械学習など)にまで及んでいます。
近い将来、ビジネスの世界において、こうしたオープンテクノロジーの活用が
より高まっていくことが予想されます。
セミナーに参加いただいた企業の方々の反響からも、これらの先進技術への期待や
関心の高さが感じられました。
こうした革新的な新しい技術に対する投資は、投資対効果が判断し難い分野とも
言えます。単純なROIだけの判断基準では意思決定が困難であるため、様々な
視点での投資評価基準の設定や、段階的な評価・運用が必要かと思います。
消費税の影響は気にはなるところですが、
現時点での企業調査においては、2014年のIT投資動向は「増加・上昇の傾向」です。
この勢いに載せ、企業の投資分野として、オープンテクノロジーを活用した革新的で
ワクワクするような製品・サービス開発への取組みが増加していくことを期待します。
2014年最初の投稿となります。
本年も、IT投資やITマネジメント全般に関する様々な情報について
発信していきたいと思っております。どうぞ宜しくお願い致します。
ーーーーーーー
昨年12月に株式会社アイ・ティ・アールから「国内IT投資動向調査報告書2014」が
発表されました。
国内企業955社からの回答から、企業のIT予算や投資戦略に関する2013年度の状況、
そして、2014年度に向けた予測内容についてまとめられています。
※発表されたプレスリリース(サマリ紹介)はこちら
また、一般社団法人日本情報システム・ユーザー協会(JUAS)からも今年1月に
「企業IT動向調査2014」が発表されました。
こちらも国内企業1016社(有効回答)からの調査結果に基づき、企業のIT投資動向
について、2013年の実態と2014年の予測がレポートされています。
今回発表されたのは速報値となっており、今後、詳細なデータ分析結果をまとめた
報告書が発行される予定となっています。
※発表されたプレスリリース(サマリ紹介)はこちら
詳細な内容については、それぞれ提供されている情報を参照していただきたいと
思いますが、発表されている内容をザックリとまとめると、以下となります。
- 2014年のIT投資は2013年に比べ増加する傾向にある
- 企業業績や売上規模の大きい企業ほど、積極的(戦略的)な投資傾向が強い
- 重点的なIT投資分野はIT基盤の統合や、顧客管理・営業支援や生産・販売管理等の基幹業務
2013年の実績に関しても、2012年度時点での予測値から大きく上回っており、
こうした上昇傾向は、2014年度も継続することが予想されています。
ここで着目したいのが、重点的に取り組まれるIT投資分野の実態です。
企業活動を支える基幹業務のIT基盤の整備、強化こそ重要であることは疑う余地は
ありませんが、戦略的なIT投資として「新しい技術や研究開発」に向けた投資動向、
とりわけ「オープンテクノロジーの活用」に関する企業の投資意欲や取組み実態は
どうなのでしょうか?
先日、JUAS主催のセミナー「JUAS Future Aspect 2014」にて、
「オープンテクノロジーが切り拓く未来」と題して、弊社も講演をさせて
いただきました。
近年、テクノロジーのオープン化は、一般的に知られているオープンソースである
「Linux」「Apache」「Hadoop」等といったミドルウェア群だけでなく、
ハードウェア制御(自動車、人工衛星、ロボット)や高度な分析・処理技術(画像
解析・センサー技術、機械学習など)にまで及んでいます。
近い将来、ビジネスの世界において、こうしたオープンテクノロジーの活用が
より高まっていくことが予想されます。
セミナーに参加いただいた企業の方々の反響からも、これらの先進技術への期待や
関心の高さが感じられました。
こうした革新的な新しい技術に対する投資は、投資対効果が判断し難い分野とも
言えます。単純なROIだけの判断基準では意思決定が困難であるため、様々な
視点での投資評価基準の設定や、段階的な評価・運用が必要かと思います。
消費税の影響は気にはなるところですが、
現時点での企業調査においては、2014年のIT投資動向は「増加・上昇の傾向」です。
この勢いに載せ、企業の投資分野として、オープンテクノロジーを活用した革新的で
ワクワクするような製品・サービス開発への取組みが増加していくことを期待します。
2013年12月30日月曜日
2013年の振返り
河田です。

次に、参照元(ソースメディア)を見てみると・・・
このサイトへのアクセスの多くは、「検索エンジン経由」であることが分かります。

検索キーワードについては・・・
昨年とキーワード、傾向自体に大きな変化はありませんが、キーワード次第で
滞在率にかなり差が出ていることが分かります。

昨年と基本的なパターンは変わらず、実践的なコンテンツへのアクセスが多いこと、
また、プログラムマネジメント、IT資産価値等の新しいテーマに対しても相当数の
アクセスがあることも分かります。
また、作成時期(コンテンツの目新しさ)はあまり関係ないことが分かります。

続けて、SlideShareへのアクセスを見てみると・・・
こちらもより実践的、実務的なコンテンツの方が、アクセス数が多いことが分かります。
SlideShareについてはレコメンドによる流入がかなり多いと想定され、また有料の
ユーザー分析も使っていないので、概要の傾向しか把握できませんが、傾向と
いう意味ではGoogleAnalyticsの統計と類似していると言えそうです。
振り返ってみると・・・
年間の訪問者数が昨年に比べて増加していること、
プログラムマネジメント、IT資産価値等の新たなテーマへのアクセスが相当数あること、
GoogleだけでなくSlideShareでも同様の傾向が見えること
から、継続的な取組みだけでなく、新たな取組みについても一定の成果が得られて
いると思います。
詳しく見れば、、、
直帰率が依然高い状態であったり、滞在時間の短いコンテンツが多いことから、
コンテンツの質の向上は課題と言えますが、
実務者向けのコンテンツへのアクセスが多いことは(実務者の一人として)とても
嬉しく思っています。
改めて、多くの参考情報を提供してくださった諸先輩や、このブログを見てくれた方々、
フィードバックをくださった読者の皆様に深く感謝します。
来年もIT投資マネジメントに関連する分野の皆様にとって、有益な情報を発信できる
よう取り組んでいきたいと思います。
また、このブログの運営から得られた情報を活かして、見える形の仕組みについても
仕事の一環として検討したいと考えています。
それでは、最後まで読んでくれた皆様・・・
よいお年を。
来年もどうぞ宜しくお願いします。
早いもので今年も残すところ、あと僅かとなりました。
今年は、2020年東京五輪の誘致決定や、富士山の世界遺産の認定、
また日本経済の緩やかな回復等、社会的に喜ばしい出来事も多くあり
ましたが、皆さんにとって、2013年はどのような1年だったでしょうか?
個人的には、
共著者として携わらせて頂いた「IT投資マネジメントの変革」が出版され、
「IT資産価値研究会」を有志で立ちあげたり、
(ここでは書けませんが)仕事上でとても貴重な経験をしたり・・・と、
IT投資マネジメント活動の一つの節目となる一年だったように感じています。
実はこのブログにおいても、4月から投稿者の体制を強化し、
投稿テーマも狭義のIT投資管理から、
プロジェクトマネジメント、プログラムマネジメント、IT資産管理等も含めた
広義のIT投資マネジメントへと試行錯誤してきました。
今回はその取組みの振返りも兼ねて、簡単にご紹介したいと思います。
振返りには、毎年恒例の?Google Analyticsの統計データに加えて、
今年から始めたSlideShareのデータも一部使ってみました。
まず、初めにGoogle Analyticsで全体傾向を見ると・・・
投稿数が変わらない中で、訪問者、ユーザー数、ページビュー共に増加
しているので、取組みにより一定の効果が得られていると思います。
- 訪問者は約2割増加(3,813人→4,586人)
- ユーザー数は約3割増加(2,769人→3,570人)
- ページビューは約15%増(6,433PV→7,402PV)

次に、参照元(ソースメディア)を見てみると・・・
このサイトへのアクセスの多くは、「検索エンジン経由」であることが分かります。
- Googleからの検索結果が一番多い(約65%)
- Yahoo、Bingを合わせると、参照元の約8割超が検索エンジン

検索キーワードについては・・・
昨年とキーワード、傾向自体に大きな変化はありませんが、キーワード次第で
滞在率にかなり差が出ていることが分かります。
- 「IT投資マネジメント」、「ガイドライン」、「アプリケーション・ポートフォリオ」、
「IT投資管理」が主なキーワード - 「ポートフォリオ」の関連ワードが上位10件の4件を占める
- 「IT投資マネジメント」で検索した人の滞在率は4分を超える

閲覧ページについては・・・
昨年と基本的なパターンは変わらず、実践的なコンテンツへのアクセスが多いこと、
また、プログラムマネジメント、IT資産価値等の新しいテーマに対しても相当数の
アクセスがあることも分かります。
また、作成時期(コンテンツの目新しさ)はあまり関係ないことが分かります。
- 上位は、「経産省(JUAS)のIT投資価値評価ガイドライン」、「ITポートフォリオの実践に必要な3つのポイント」、「アプリケーション・ポートフォリオとは?」の3つ
- 上位10件の作成年度は、2013年が2件(2012年:1件、2011年:1件、2010年:6件)
- 2013年に絞ると、「ITポートフォリオの実践に必要な3つのポイント」、「ユーザー満足度の調査分析方法」、「プログラムマネジメントの重要性」へのアクセスが多い

続けて、SlideShareへのアクセスを見てみると・・・
こちらもより実践的、実務的なコンテンツの方が、アクセス数が多いことが分かります。
- 「ITポートフォリオの公開モデルのご紹介と応用例」、「ソフトウェア資産管理と
IT投資マネジメントの関係性」、「IT投資のオペレーション・マネジメントの価値」
へのアクセスは表示回数が1000回を超えています。
ユーザー分析も使っていないので、概要の傾向しか把握できませんが、傾向と
いう意味ではGoogleAnalyticsの統計と類似していると言えそうです。
振り返ってみると・・・
年間の訪問者数が昨年に比べて増加していること、
プログラムマネジメント、IT資産価値等の新たなテーマへのアクセスが相当数あること、
GoogleだけでなくSlideShareでも同様の傾向が見えること
から、継続的な取組みだけでなく、新たな取組みについても一定の成果が得られて
いると思います。
詳しく見れば、、、
直帰率が依然高い状態であったり、滞在時間の短いコンテンツが多いことから、
コンテンツの質の向上は課題と言えますが、
実務者向けのコンテンツへのアクセスが多いことは(実務者の一人として)とても
嬉しく思っています。
改めて、多くの参考情報を提供してくださった諸先輩や、このブログを見てくれた方々、
フィードバックをくださった読者の皆様に深く感謝します。
来年もIT投資マネジメントに関連する分野の皆様にとって、有益な情報を発信できる
よう取り組んでいきたいと思います。
また、このブログの運営から得られた情報を活かして、見える形の仕組みについても
仕事の一環として検討したいと考えています。
それでは、最後まで読んでくれた皆様・・・
よいお年を。
来年もどうぞ宜しくお願いします。
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