2010年10月5日火曜日

ガートナー・ビジネスパターン・フレームワーク

IT Leadersの記事を見ていたら、IT投資効果を高めるフレームワークとして、ガートナーの「ビジネスパターン・フレームワーク」が紹介されていました。



初めて聞く言葉だったので、少し調べてみたのですが・・・結論から言えば、ガートナー(が定義した独自の)用語のようですね(^^;

IT投資を「定義済み(定型業務)」、「既知の例外への対応」、「未知の例外への対応」、「非定型業務」、「共同体の活用」の5項目に分類し、ポートフォリオとして分析するアプローチとのこと。


ガートナー・ビジネス・パターン・フレームワークが示す5つの投資指標
(出典:予兆に敏感に反応できる企業を創る 5つの視点でIT戦略を見つめ直す〈IT Leaders〉)


当然のことながら、この5項目の分類を中心にITIMを組み立てる!。。。という訳にはいかないと思いますが(※)、分析項目のオプション項目としては「面白そう」ですね。
(※)概念の良し悪しではなく、理解のしやすさの有無という意味です。
有用なアプローチの一つだと感じたので、実践でも使えるように少し考え方を理解しておきたいと思います。

なお、少なくとも私の周りでは、実際に活用されているケースは見たことはありませんが、、、「既存のフレームワークに比べて、xxxのケースにFITする」という貴重な情報をお持ちの方がいらっしゃれば、是非教えて下さい(^^)

それにしても、ガートナーは独自用語好きですね。
ビジネスパターン・フレームワークも、「ハイプサイクル」ぐらい知名度が高まってくれると、話のネタにも使いやすいんだけどな(^^)
そもそも、ビジネスパターン・フレームワークのベースとなる概念・・・PBS(パターン・ベース・ストラテジー)は、「傾向分析」ではダメなのだろうか。。。

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